虐待や死亡事故など680件を隠ぺい!?

画像及び記事の元ネタはYAHOOニュースです。
↓　↓　↓
YAHOOニュース・日本テレビ系(NNN)


東京都内で運営される40の老人ホーム施設で、
本来ならば報告が必要な重大事故700件の内、
ほとんどが都に報告されていなかったことが発覚した。


実はこの施設を運営している会社は、
入所者3名が転落死した川崎市の老人ホームと同じ系列。

東京・中央区にある”積和サポートシステム”と、
その親会社である”メッセージ”が運営している、
都内40の老人ホーム施設での重大事故。

2010年以降に合計700件にも及ぶ職員による虐待や、
死亡事故、さらには食中毒の感染など報告義務がある、
重大事故の内、680件が報告されていなかったのだ。


これだけの事件数を報告していなかったというのは、
会社ぐるみの隠ぺいの可能性が高いでしょうね･･･。


都は業務改善勧告を行い、勧告を受けた積和サポートシステムは、
『東京都の指導を受け、再発防止に向けて取り組みたい』と、
謝罪したそうですが、おそらく無理でしょうね・・・。


これだけ高齢化が進んでしまっては、高齢者を受け入れる施設は、
完全に不足してしまっています。

すなわち、施設を選べない高齢者が多い筈なのです。
そうなると、どんな虐待を受けようが、酷い対応を受けようが、
行くところがない年配者は、我慢するしかないのしょう･･･。

家族と同居出来ているなら、とても良いのでしょうが、
そういったご家庭だけではないのが実情。

どうしても老人ホームで生きてゆくしかない人にとっては、
本当に逃げ場も無いのでしょうね・・・。

そうなると、ある意味での”殿様商売”となってしまい、
アレコレうるさく言う利用者には出て貰ったとしても、
次から次へと入所希望者が絶えないのでしょう。

そんな環境になれば、施設職員の方が強い立場になり、
弱い立場の高齢者たちに対して横柄な対応や、虐待などが、
起こる可能性が高くなるのでしょうね・・・。

もちろんすべての方が、そうだとは思いません。
しかし、介護という仕事自体が非常にストレスがたまりやすい職種。

厳しい環境で低賃金・重労働を科せられる職員たちの精神状況は、
決して良くはないのでしょうね。

国としても、この介護職員の方たちの待遇などの是正をして、
少しでも満足のいく待遇を受けることが出来る体制作りが、
急務なのかもしれませんよね。

虐待などをしながら施設利用費を取るなんて、
本当に酷いことだと思います。

こういった悲しい事件、社会的弱者の方が苦しむ社会を、
早く無くして欲しいものですね・・・。





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タグ：虐待 死亡事故 隠ぺい 老人ホーム